作品

空女の作品の取っ手

空女(くうにょ)こと、京都の伝統工芸士・小野多美枝先生の作品に 付けてもらえる取っ手が完成しました。 曲線と粒だけで立体的に構成。 仕上げは金剛砂による艶消し仕上げ。 うねってます。 それにしても繊細で美しい絵付け。 磁器の生地の絞り具合、段差をつけた装飾こだわりが感じられます。 デザインはお任せで遊んでくださいってことやったんやけど、 自由なほど迷いが生じますな。 遊ぶと言っても真剣に遊ぼうとか思ってしまうと構えてしまいますな。 どない遊んだらいいねん?みたいな。 でも決めなあかん。 作らなあかん。 蓋の上にちょこっと取っ手が乗っかてるのだけはやめようと思って こんなカタチ、大きさになりました。 まったく同じものはもう作られへん。 それでいい。 どうもありがとうございました。 「空女 京薩摩」で検索! こんなところに淡い薔薇もいいもんです。思わずパシャ📷
制作

ペンダントトップの制作

また銀線です。 ヤットコで曲げていく。 曲げながらある程度仕上げたりもする。後で仕上げにくいから。 段々カタチが見えてきた。 3つ作りました! これが土台になります。 土台に付けるパーツを作る。 何のパーツって? 四つ葉です🍀 裏から矢坊主で叩く。 また別のパーツも作ったりする。 決まりがあるわけやないけど形状、大きさによって使うヤスリは変わってきます。 一気に作業が進んで、ここまできました👍 頭の中にイメージがあるだけなんで、 作りながら決めていってます。 もう彼岸花が咲いてた。秋の訪れやね。
制作

ひたすら仕上げ!

荒いのから順に細かい番手のペーパーあてていったり、 キサゲでヤスリ目をさらったり、 円盤型のシリコンポイントあてたり マイクログラインダーで磨きにくいところはヘラを押し当てたりして、 仕上げの作業をしてるんです。 金属は磨いたら光る。 いいデザインだあったり、いい仕事が出来てたとしても 仕上げの工程ををちゃんとするかせんかで 見栄えがだいぶ変わると思うんですわ。 せやから手は抜きたくない。 まとめて仕上げするときは長い時間同じようなことするから 仕上げマシーンになる感じ。 ひたすら仕上げ。 仕上げ職人に徹する。 蝶の写真が撮れた!
制作

棒から・・・

あけ型に流し込んだ銀。 こんな棒を叩いて伸ばしてローラーかましていくと、 えらい長くなるもんです。 何回かなましながらもっと細く! ※なます・・・火をかけて金属を柔らかくすること。 めっちゃ長いから真ん中で切りました。 棒 → 角線 → 丸線 → 指輪 になるんですな。 ロウ付けする時もある。 丸線のままやなくて、ヤスリをかけて面をだしてキサゲかまして… 何やかんやで結構時間かかりますわ。 こんな感じで作ってます。 これもまた9/29~京都大丸4階での出店に出します。 どうぞ見に来たってください🙏🏻🙏🏻🙏🏻 近所にて。 生活感かんじるわ。 赤い花があるとないとで大違い。スタンドアウトしてるね❗❗
制作

千鳥のブローチの原型制作

一つづつ作ってたらめっちゃ時間かかって値段も高くなってしまうので 千鳥のブローチの原型を作ることにしました。 というわけで、 ↓制作中 糸鋸で切り出すにはなかなかの厚みやけど、 3㎜厚の真鍮板から切り出してからの削り出し👍 定番の千鳥のカタチは2種類。 そして、オリジナルのデフォルメされた千鳥が1種類! 今回は皆左向き。 ブローチは重かったら良くないんで丸カッターで軽くするために裏抜きします。 ワックスやったらすぐ削れてラクやけど、金属はそんなことはなくて 力技みたいな感じで低回転で少しづつ強引に切削。 高回転で削ると刃がダレて削れんようになるんですわ。 削り過ぎひんように注意しながら! 細かいとこは、細かいヤスリで仕上げていく。 こんな感じで作ってたんですが、思ってたより時間かかってしまった… 新作になる「千鳥のブローチ」は 次回、9/29~の京都大丸4階でお披露目します❗❗❗ 是非見に来て試着してください🖐🏻 近所にて。曇天の下の花。
制作

くっつける

3㎜、2.5㎜、2㎜と、それぞれの厚みの真鍮の板から千鳥のパーツを切り出してヤスリがけ。 結構小さいパーツやと直に手で持ってヤスリがけ出来ないんで何かに固定した方がやりやすい。 というわけで、適当な幅のある棒に固定するとヤスリがけしやすくなるんです。 丸線の棒や角線の棒何でもいい、材質も強力にくっついたら何でもいい。 ただし、後で取れやすいように。 ロウ付けで仮付けすると時間も手間もかかる。 だから、 ↑ アロンアルフアでくっつけてます。 ちょっと火であぶったらすぐ取れてくれる便利なアイテム。
日々徒然

使えるタガネ。 色々頂き、ありがとうございました。

お世話になってる方から使えそうな、いや使える道具や材料を頂戴しました! この木槌は指輪のサイズ直しやちょっと叩くときに使いやすそうなサイズ感。 木万力は出番は少ないけどあると便利なもんです。 ケガキ(罫書き)や手作りのタガネ。ヤスリの柄もタガネになる。 左側にあるのはフランスの蚤の市で買ったものらしいです。 かなり古そうなもんです。 こういうシンプルな道具、工具?ってのは故障とは無縁のもんやからいいですね。 故障のしようがありませんわ。錆びたりするくらいのもんか。 これは錆びてもいない! きっといつかどこかのフランスかヨーロッパの職人が作って 使ってたんやろなと思いながら、試してみることに… ありゃ、上手いこといかへん。 貰った銅板をヤニに固定してタガネを叩くみたいにやってみたけどあかん。 銅板がなまってて柔らかくて曲がって変形してしまうから 上手いこといかへんのやと思ったんで、 厚めの銀板の端材で再挑戦。 どないでしょうか? まあ、ええんとちゃいますか。 蹴り彫りや魚々子の要領でトントントンとやってみました。 模様というかテクスチャーみたいなものが出せる。 使えるぞ❕❕ この硬い木も直ぐやないですけど、いつか使いたい。 それまでは作業部屋の見えるところに置いときます。 何やかんや嬉しいネ❗❗👍 どうもありがとうございました!!!🙏🏻🙏🏻🙏🏻
制作

たくさん作ってます。

次の京都大丸4階での出店(9/29~1週間)では指輪を仰山並べてみてほしいと思ってるんで、 ここ数日は指輪を作りまくってます。 もちろん1個づつデザインっていうかカタチは違う。 仕上げに結構時間がかかるんですわ。 でも手は抜かない! 府道6号枚方亀岡線沿いの芥川にて。
日々徒然

ドラム叩いた♪

最近「久しぶり」が多いですわ。 学生時代の友達と会ってて会話の中で、 去年スタジオをオープンさせた先輩がいてそこに行てみよか、 となって行ってきた。 そして↓の写真を撮ってくれたんです。 久しぶりに叩く。 またドラムやりたくなる。 コロナ落ち着いたらプロのええ演奏聴きに行きたい。 生音はいいネ❗❗👍 左は一緒にバンドやってた友達、真ん中は先輩でスタジオのオーナー チェック!→ 32music studio
制作

指輪→ペンダントトップ

奈良県にお住まいで以前お買い上げいただいたお客さんから 「ペンダントトップにできないかしら?」 と言われたので、 「はい、出来ます。」 と答えたんで、加工することになりました。 横長のこんな指輪でした。 唐草の線と銀粒はロウ付けでくっつけてるんで ニッパーと糸鋸で指輪の腕部分を切り落としました。 火をかけて腕部分を取ろうとすると 他のロウ付け箇所が取れてしまう恐れがあるためです。 一気に進んでしまった。 ↓丸カンかましてバチカン付けて、酸洗いして白っぽい状態 完成。 70㎝のチェーンを通したら頭からカポッと着けれるんで楽ですね!! ありがとうございました。 リフォームもします🖐🏻 お問い合わせフォームからお問い合わせください。 またはメールから。 contact@cantete.com
制作

銅と真鍮の板どこで買う?

真鍮の板を買うために京都三条にある角井銅商店に行ってきました。 かなり久しぶりで前来たのいつやったかな?思い出せへんくらいです。 ホームセンターや通販で買ったら値段が高いし、 欲しい寸法の板がないこと多いから買う気しない。 だからこんな店があるんは助かる。 もちろんその他の金属や線材やパイプ等も売ってる。 過去には廃材の鉛をここで買って家に持ち帰って 鍋で溶かして鉛のブロックを作ったことあった、 なんてことを思い出した。 新聞紙にくるんでくれる。これで十分、たいそうな包装紙はいらん👍
オーダーメイド/リフォーム/修理

古いかんざしをペンダントネックレスにしました。

大阪府にお住いの方から「古いかんざしをネックレスに出来ないか?」 とご相談を受けたので、それは何とかしたい。 ということで2つお預かりしました。 丸いのと 四角いの。 年季の入った和彫りのかんざし。 ペンダントトップに生まれ変わらせたい。そして着けてほしい。 変換したらすぐ出てくるけど「かんざし」って感じで書けますか? 書かれへんかった。 地金の刻印がないからどうしよかと思ったけど銀の質感、加工跡があったんで「出来る」 と確信してから作業に取り掛かる。 吊り下がってるパーツを外して、糸鋸で切り落とす。 もう戻れへん。 2分ロウを使うのはちょっと怖かったから3分ロウでバチカンをロウ付け。 上手いこといった! バレル研磨とバフ、超音波洗浄機をかまして、 出来上がり。 こんなネックレス、なかなかないんちゃいますか? 加工出来て良かったネ👍👍👍 どうもありがとうございました❗❗❗ 簪 ジュエリー、アクセサリーの修理、リフォームがあればお問合せ下さい。
イベント/お知らせ

出店のお知らせ

出店が決まっているのでお知らせです。 守口京阪2階 11月25日(木)~12月1日(水) 10時~19時(最終日は16時まで) 今年2回目の出店! ヨロシク👍 枚方大橋が見える。
日々徒然

百寺巡礼10巻を読み終えた。

去年から断続的に読んでたんですわ。 明治維新の前と後では日本の仏教界の状況はだいぶと変わったんやろな。 それは神道との関係も含めて。 歴史を遡ってやり直すことは出来ひんけど神仏分離がなかったら今どんな感覚なんやろか? 神仏分離、廃仏毀釈の影響はかなり大きかったんやろう。 ごちゃごちゃは書きませんが、 いくつかの寺へ行ってみて、南山城辺りには山の古刹が多いってことに気づいた。 行くぞ。
オーダーメイド/リフォーム/修理

指輪の仕上げ直し(新品仕上げ)

以前お買い上げいただいたお客さんから小傷を取って奇麗にしてほしいとのご依頼。 シンプルでボリュームのある指輪です。 奇麗にするで~!!! 全体に小傷があるから軸に巻き付けたサンドペーパーで小傷を取っていく。 指輪の内側も。 シリコンポイントやフェルトバフを当ててから、 バフ研磨。「バフあて」言うたり、「バフがけ」とも言うたりしますな。 ただバフ研磨したらええってもんやなくて、 指輪をあてる向きを変えながら強弱付ける。 上手いこと出来るかどうかは仕上げのOKラインがどれくらいなもんかと、 慣れもあると思います。 シンプルで鏡面部分が多いからこそ最後のバフ仕上げが大事になってくると思うんですわ。 出来た! お買い上げいただいた時のような輝きが戻りました。 けど、 上手いこと撮れてなかった🥴
イベント/お知らせ

ありがとうございました。

阪急西宮2階期間限定出店が終わりました。 作品のイメージをを気に入って買ってくれたり、 こだわりをもって吟味して選んで買ってくれたりと 基準や見方は人それぞれ。 そのうえで、 作ったものを買ってくれるなんてほんまにありがたい。 そして、いろんな人に見てもらえる場所があるのもありがたい。 お越しいただいた皆様、ありがとうございました!!!🙏🏻 普段は乗る機会のない阪急やけど、1週間毎日乗った。 大阪梅田駅 淀屋橋と違ってホームが広い!
イベント/お知らせ

ありがとうございました。あと2日!

西宮2階での出店も残すところあと2日になりました。 ご夫婦で作品をよく見てくれて透かし彫りのバングルを気に入ってお買い上げいただいたお客様や プレゼントで買ってもらう指輪でカンテテの作品を選んでいただいたお客様等、 皆さんほんとにありがとうございました。 また、6年位前?にオーダーメイドでペンダントを作らせてもらって、 今回ホームページをみてお越しいただいたM様! とても嬉しかったです。 今回もお任せください👍 励みになるネ~❗❗❗🙏🏻 最終日までお待ちしています。 電車賃つるセコして梅田から淀屋橋への帰り道。 夜の堂島川、大江橋にて。
イベント/お知らせ

2日目終了

西宮阪急2階での出店、2日目終了。 お買い上げいただいたお客さん、ありがとうございました! いろんな人がアドバイスをくれて ディスプレイがスッキリしてきた感じがする。 ほんまに感謝!ありがとうございます🙏🏻 枚方から西宮北口は遠い、ていうか 京阪、地下鉄、阪急に乗らなあかんから交通費が高いですな(x_x) ケチって淀屋橋から梅田まで歩くと結構時間がかかる。 う~ん。 そして辿り着いた西宮北口駅にて
イベント/お知らせ

明日から西宮阪急2階で出店。

感染者数がまた増えてきてるから 「来て下さい!」なんて言われへんけど、 明日からで出店するんで改めてお知らせだけ。 西宮阪急2階 イベントスペース 8月11日(水) 〜 17日(火) 西宮では2年ぶりの出店だ!! この出店に間に合うように新しい指輪も作ってました。 キサゲでヤスリ目をさらって、 粒をロウ付けして、 セラミックポイントで磨いたりして、 完成!!いくつかですが新しい指輪もご覧いただけます。
日々徒然

「あやしい絵」展に行ってきた。

京阪電車の広告かなんかで見た↓ の絵が気になって 「あやしい絵」展に行ってきた。 藤島武二による与謝野晶子『みだれ髪』の表紙装画(1901年)やった。 あやしい絵には女がたくさん描かれていた。 知らんかった言葉も覚えた。 ファム・ファタール 大阪歴史博物館で15日まで。