制作

香立ての制作

珍しく香立てを制作。銀の板を買おうと思って問い合わせるとめっちゃ高い。最近銀価格が右肩上がり↗買うのがアホらしなってくる。なので坩堝で100g位溶かして、叩いて伸ばして板を作りました。そしてその板に直接描いたり、紙に書いたやつを張り付けたりして、金切りバサミで切っていく。近所の梅の木。今年も立派なお姿を見せてくれました。生きてはるわ。
イベント/お知らせ

ブローチの制作とお知らせ

ブローチを作ってます。この段階では自分でもどんなんになるかわからない。自由に作るといえば聞こえはいいかもしれないが、行き当たりばったりといえばそうやな、と思いながら制作中。
日々徒然

京都に行ってきた。

用事で京都へ行ったついでに、快晴故にゆえに河原町界隈をぶらぶら歩く。するとびっくり!路面の空き店舗がめっちゃ増えてて、えらいことになってる。まさかここまでとは。やはり京都、特にこの辺りは観光の街やから観光客減は商売にはマイナスの影響大か…しかし、そこらかしこに寺やらがあるんは変わらない。誓願寺何回も前を通ってるけど久しぶりに足を踏み入れた。浄土宗のお寺。10回も火災にあって、転々としてきたとのこと。本堂は1964年に建造された。当たるも八卦当たらぬも八卦三条で昼飯やったらここに行ってしまう。生そば常盤。お洒落で新しい店には出せない雰囲気、居心地の良さ。経年変化の醸し出せる味わいみたいなものがあるのか。妙に落ち着く感じがいい。
イベント/お知らせ

個展のDM

大上浩司 金工作品展3月17日(水) ~ 23日(火) 最終日は午後4時まで京都高島屋の美術サロンでは初の個展になります。載っている作品は全部指輪。何やかんや作ってるけど、もう1ヶ月切って焦ってきた。ラストスパート!期間中は毎日在廊予定です。是非会いに来てください!お喋りしましょう。
制作

制作

PCが急にフリーズ。故障してしまい、投稿できませんでした… 下の画像はドクロの頭部に彫を入れてるところ。下書きはマジックで書いてます。普通はしないけど彫跡をなだらかにするために研磨する。和彫りのシャープな感じはなくなるけど、あえてそうしたかった。メレダイヤも留める。3月の個展でお披露目します。
制作

制作 Making

厚さ3㎜の板を糸鋸で切り落とした。分厚い。これみんなブローチします。まだまだこれから。
制作

制作 Making

銀の髑髏(ドクロ?しゃれこうべ?)にドリルで穴あけたり、銅を溶かして小さい板を作ったりしてます。銅を溶かす坩堝がなかったので炭にくぼみを作って、そこで溶かしました。天気が良かったから散歩。枚方大橋から撮影。上流に向かっていくと八幡の背割堤があって桂川、宇治川、木津川に繋がっている。
制作

ヘラ磨き Polish with baniser

磨きにくいところはヘラで磨いたりもしていて、光らせたいところに滑らすように動かしながら、こすりあてて磨いていく。今回は、細目の先細ヤスリ→キサゲ→ヘラ の順です。ヘラで磨くと表面が硬くなるので小傷が付きにくくなるというメリットもあります。使っているヘラは超鋼ヘラ。先っちょはきれいにしとかなあきません。
制作

K18の打刻 gold plate stamp marks

もう2月、早いですね。さて今回は指輪に打刻。刻印を打つ、てことです。幅1ミリの丸線から作ったK18の指輪に打刻。細い上に丸線なもんで打つ面の上下に対してカーブがあり、刻印も「K18」と横幅があるもんやからはっきり言って打ちにくい。でも刻印はどんな素材を使っているかを表す大事なもんやからちゃんときれいに打ちたいもんです。↓右は今回使った上下の幅が0.4ミリの大曲の刻印。めちゃくちゃ小さいです。 左はオリジナル刻印で上下の幅が0.6ミリ。因みに大曲っていうのは、指輪の内側に打刻出来るように刻印の棒が曲がってるんですね。ちょっと曲がってるのを「曲がり」って言うて、もっと曲がってるのを「大曲」「深曲」っていったりしますね。僕はずっと大曲(おおまがり)って言ってました。が、関東の会社の通販サイトを見ると「深曲」って書いてました。関西と関東で呼び方に違いがあるんやろか?
制作

パイプから

銀の板からパイプ(細いのから太いのまで)を作り、そこから花のパーツを作ってるんです。そう、パイプの端に糸鋸で切り込みを入れてこの場合は16等分。だいたい目検でいってますわ。広げたら先っちょが細くなるようにヤスリで形を整えて、シリコンポイント等である程度仕上げする。ヤットコで緩やかに曲げる。ほんの数ミリの間の中でのことやけどこの曲げ具合如何で出来上がりの形が結構かわってくるんですな。小さいのから大きいのまでたくさん出来ました。パイプから出来てるでしょ。一番細いパイプは直径2ミリ、大きいのは12ミリくらいまで。重ねてロウ付けしてくっつけていくと写真右側の大きいやつみたいになるんです。こんな感じで地道に作っとります。
イベント/お知らせ

出張

サボってしまい、というかネタもそんなになく暫くブログ更新してませんでした。生きてまっせ。加工の仕事で緊急事態宣言出てるけど出張に行ってました。結構どこも人いますな。というわけで、お手持ちのジュエリーを修理に持ってくるお客様もいてマスク着けながら作業してました。ヘッドルーペにマスクしてたら誰かわからんな。作務衣を着てたら職人っぽい?出張用の簡易セッティング!指輪のサイズを小さくする途中。コロナでなんやかんやあるけど、元気にされていますか?元気ならOK!
イベント/お知らせ

今年も宜しくお願い致します。

新年あけましておめでとうございます。初日の出。淀川の河川敷にて。近所の神社にて。なんやかんや大変ですな~。しかし今年は丑年。そう、落ち着いて着実に。写真の絵馬にも書いてるようにSlow&Steadyで。今年も宜しくお願い致します。
制作

プラチナの粒

↓プラチナ用坩堝を逆さにして、底面に少しのプラチナを溶かしているところ。 肉眼では目がやられてしまうので遮光眼鏡をかましてます。 太陽を肉眼で直視するのは危ないでしょ。それと同じように溶けたプラチナを直視するのも✖! 因みに、プラチナの融点は1768.3℃溶けて粒になった。まだ熱い!めっちゃ明るい黄色から徐々にオレンジ色に変わっていく感じ。冷めた。OK!
制作

色石の買い付け

今年中にどうしても数種類の色石が欲しいので買ってきました。やはり現物を見たいのでリモートでは無理…↓写真は直径約2㎜のルビー。1個づつ色味やカット、欠けがないか等を確認。 ルーペで見るとよくわかる。一つとして同じものはないですね。 直径は同じでも厚みが結構違ったりする。 そうなると留めやすい石があったり、留めにくい石があったりする。 よく見なあきません。ルビー以外にもいくつか購入。これから作る作品に留めます!
日々徒然

タバコ吸うの辞める

しようしようと思っていた禁煙。今月に入ってから始めた。近くの禁煙外来に予約。筒状の短い棒の先に測定器が付いた機器で一酸化炭素濃度を測定。結果は15ppm。はい、余裕で基準値オーバーしてしまってます。立派な喫煙者。タバコ吸うの辞めよう。禁煙外来行く前にタバコを吸うのを辞める自分なりの動機、モチベーションを考えていた。・お金の節約。塵も積もれば山となる。 吸わんかったら払わんでもいい税金払うのあほらしい。どんどん値上がりする。 タバコの税率は現在約63%!!!・ほんまにタバコを吸う必要ある?・・・ないな。・健康 大事です。わかってても辞めれんかった。 呼吸器への影響はもちろん、骨(骨粗鬆症)への影響も気になった。・タバコ吸う時間を失くしたい。スマホ見ながらタバコ吸うのを辞めたかった。 タバコに囚われてる感じがした。・喫煙所が嫌。他、なんやかんやと考えたけど辞めることにしたのです。チャンピックスのが効いているのか、めっちゃ吸いたい気分は抑えられている。しかし、最初は気分が悪くなった。今でも多少ある。それもあってか吸いたい気がしないのか?まあ良しとしよう。副作用は自分の場合、便秘か?落ち込んだり、眩暈といったことはない。吐き気はもうない。便秘になったことでおならが臭い!なんでや?調べてみると禁煙継続によって腸内環境の変化、改善への布石としてなるみたい。しばらく続くようだが、良くなっていると信じて運動と食事にも気を付けるしかない。「禁煙 おなら いつまで」で検索してたら京都府医大のとても良い資料を見つけました。興味のある方はどうぞ↓卒煙(禁煙)の医学禁煙より卒煙にしよか。
作品

指輪

こんなん作りました。自由な曲線に花の指輪K18,ダイヤモンド0.08ctある程度フリーサイズ(#8~14くらい)メレダイヤは一つで0,04ct。直径は約2ミリ。留めている爪は3本。ダイヤを大きく魅せるように留めてます。もちろん1点もの! 相場を見てると金の値段が下がってきた。と思ったらプラチナが段々上がってきたぞ。
制作

ロウ付け

先日作った葉っぱのパーツを曲線の指輪に一つ一つロウ付け。デザイン画は無いので頭の中のイメージと後で付ける花のパーツのバランスを考えながら位置決めして付けていきます。花のパーツもロウ付け。ようやくここまで来たけどまだまだこれから!
制作

葉っぱのパーツ

葉っぱのパーツを制作。K18厚み0.3㎜の薄い板から金切りばさみで切って矢坊主で丸みを出してヤスリで整える。葉っぱの淵は筋目ヤスリという特殊なヤスリを使用。因みに、板から葉っぱの形を糸鋸で切り落とすよりも金切りバサミで切った方が金地金(きんじがね)のロスを少なく出来るので今回はハサミを使用。奥から段々と葉っぱの形になってるでしょ?
制作

花のパーツ

最近は花のパーツを作りまくってます。下の画像は、なまして自然冷却(ほったらかし)なんで黒いけど18金です。糸鋸やヤスリで整えて桜の花のパーツを作ってるんです。中央の穴は押し込んだらぎりぎりパイプが通るくらいの大きさ。ガバガバになったらあきません。パイプに削り出しで爪を作る。桜の花びらは5枚花弁なので、それに合わせて5本爪にしたいからまずは糸鋸でパイプの端を5等分していきます。因みに1.5倍のルーペしてます。肉眼では厳しい…パイプを差し込んだところ。ロウ付けは毛細管現象なので一発で奇麗に裏側からロウを流すようにロウ付け!ガバガバになったらあかんのは奇麗にロウ付けするためでもあります。桜の花のパーツが出来ました!この後希硫酸で酸洗いします。そして銀のパーツも作ってた。花びらが5枚、6枚、8枚。大きさも色々。金よりも分厚め。細かく地味な作業が続くんです。
制作

金のパイプ

K18のパイプを作る。金を溶かして金床で叩いてローラーで伸ばして、今回は0.4㎜厚の板を用意。棒に巻き付けて木槌で叩いてある程度パイプの形にしていく。トントンカンカン。棒はホームセンターで一番安かったドリルの柄の部分を使用。鉄の棒やったら何でもよし。ここまで出来ました。大体パイプのようになってればよい。線引き版で引っぱって行くとちゃんと丸いパイプになるので。グイグイ!もちろん何度かなましてます。なます・・・貴金属は叩いたり伸ばしたりすると硬くなるので火をかけて柔らかくすること。2本出来ました。このパイプをどうするか?削り出しで爪を作って石を留める石枠にします。