2022-02

オーダーメイド/リフォーム/修理

指輪の枠の制作

前回までに作った石枠に指輪のウデをつける。サイズを合わせた甲丸の指輪を作って、石枠の幅に合わせて切り落とす。こんな感じで。嵌めこむ。いろんな角度から見て確認して狂いがないように。あとでごまかせません。ロウ付け時に動いたらよろしくないので仮着機で固定してます。ロウ付け。酸洗いしてからバレル研磨をすると18金の明るさが出てきます。石枠の下部を指輪の内側のカーブに合わせて削っていきます。これで枠の出来上がり!あとは石留して仕上げ!ちらほらと梅が咲き始めてる。ご近所はどうですか?
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K18の地金から石枠を作るの続き

前回の続きです。まずは赤色石の石枠から。丸線に糸鋸で溝を入れて、石枠の四隅に合わせるように角ヤスリで溝を深く直角にする。これが爪になります。ロウ付け!次は緑石の石枠。石枠の四隅を先細丸ヤスリで溝を入れて丸線はそのまま。緑石は四隅が隅切りになってて、エメラルドカットになってます。石のカットに合わせて爪のカタチもかわってきます。そしてまたロウ付け!2つの石枠が出来ました。爪はあえて太めにしてます。あとは腕を作って仕上げていきます。高槻にある神峯山寺(かぶざんじ)山門の金剛力士像のお顔が凛々しい。
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K18の地金から石枠を作る

また金相場がえらい高騰しますな。いろんな出来事や状況、思惑が絡まって上がるんやろうけどもう上がって欲しくない。さて、そんな金を使って石枠の制作です。お預かりした指輪から石を外して、K18の板を用意して石の大きさ、カットに合う石枠を作ります。ドリルで穴をあけて糸鋸である程度四角に透かしてからヤスリで整える。これくらいに。ピッタリ!切り落とす。またヤスリで整える。こんなふうにして作ってます。次は爪をロウ付け!開館したばかりの中之島美術館の中から一枚。堂島川が見えますわ。
制作

真珠を彫る

最近は新しいことに挑戦してました。真珠を彫って見たろと思ったんです。勝手に始めたことなんで自分でやってみるしかない。いい彫り方はないか?早く彫れる方法はないか?どんなんで彫ったら上手いこと行くか?効率よく彫られへんか?とあれやこれや考え時間かけて試行錯誤しながら辿り着いた現時点での一つの結論は、「地道に彫っていくしかない」結局これしかないです。効率よくなんて考えたらあきませんでした。余計に効率悪くなる。手作業。手間かけなあきません。近道はないわ。特に真珠の表面は欠けやすいから一気に彫るとええことないです。そんなこんなで、ここまで彫れるようになりました。真珠の種類も色々。一番右は南洋真珠。右から二番目はアコヤ真珠。それ以降は淡水真珠。一番左は千鳥!マベパールだけは上手いこと彫れませんでした…「真珠の彫り」を初めて載せましたが、彫るだけでは終わりません。続きはまた。茨木市に建設中の安威川ダムに行ってきた。近くで見ると大迫力!!
イベント/お知らせ

オーダーメイドのページ

去年に間違って消してしまったオーダーメイドのページを改めて少しづつ作ってたんですが、画像一覧を載せ終えました。クリック/タッチしてください。順番はバラバラですが…今まで作らせてもらったのがざっくりと見ていただけます。ご報告まで。https://cantete.com/made-to-order-remake/今日は隣のみーちゃんが居座ってるわ。
制作

銀の棒が出来ました。

前回の続きです。早速縦型のあけ型を使ってみることにしたので、とりあえず銀(Silver925)25gを直径5mmの丸穴に流し込んでみることにしました。溶かさな始まりません。なんと1回目で上手いこと流れてくれた!けど、多すぎた…溢れまくり。溢れた分を除いて量ると14g。これで次からの分量がわかりました。細目ヤスリをかけてみた。これは使える!冬っぽい
制作

初めてのあけ型

必要に駆られて馴染みの工具屋、心斎橋の波部商会で初めて縦型のあけ型を購入。溶けた地金を流し込む型ですわ。リバーシブルに使えるやつで丸線が3,4,5,6㎜と板が出来ます。横型のあけ型に慣れてるからう~ん、流しにくそう。1発できれいに流し切れるかな?流し込む前に温めとうたほうが上手いこといくかな?やってみるしかない。南天食べてる瞬間とれた👍
制作

線に打刻

倍率3倍のヘッドルーペをかけながら直径約1㎜の線に刻印を打ってます。刻印の大きさは極小の0.6㎜なんで角線なら余裕で打てるけど、丸線やとギリギリ打てる大きさ。「S」「V」と、オリジナル刻印を打刻しました。打った直後なんでバリは出てる。普通の曲がりやと浅くて使えないときがあるんで、深曲がり(大曲がり)の刻印使ってます。極小々の0.4㎜の刻印買おうかな?