見ての通り扇面の形です。毛彫りタガネで溝を彫っていく。
扇面の形の中に唐草がしっくりくるようにデザインにしたかったんで
それを考えるのに結構時間かかってしまった。
お絵描きした唐草のデザインを貼ってドリルで糸鋸歯と通す穴あけ。
糸鋸で透かし彫りしていきます。ひたすら糸鋸の上下運動の繰り返し。
力を入れすぎると折れてしまうので注意。
気が散ってもイラっとしてもあきません。集中。
糸鋸作業の次は
平面的な作品になるけどちょっと立体感も出したいんで片切タガネで
地金を彫り崩していく。
↓小さい金の千鳥!後でロウ付けします。
この後は…扇面展で!
◆第35回関西扇面芸術展 6月15日(火) ~ 20日(日)
扇面をテーマにきばった作品2点を出品予定。
京セラ美術館・別館 10時~18時(最終日は16時まで)