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K18の曲線の指輪を作ってる。

先日のは細い線の指輪やったけど今は太い幅の線で制作中。 ヤットコでグネグネ曲げていく。 サイズ棒につっこんでちゃんと指輪の形に… なってきた。 丸線巻いて仕上げるだけやったらのっぺりした感じがしてしまって好きやないんで、 ヤスリがけして面を出す。するとせんとで見栄えが全然違うはず。 ヤスリが入りにくいとこはドリルも使ったりして、 まだ途中やけど指輪4本、ここまで出来ました。 これからどうなるか? イメージが頭の中にあるだけで、作りながら考えます。 雨で散ってもた。
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K10の細い指輪を作ってるけどやっぱり硬い。

この丸線、ちょっと前に作ってたK10の細い線です。 K10はめっちゃ硬くてなかなか言うこと聞いてくれへん。 せやから、これから曲げる作業に入るんで一回なました。 先っちょを使いやすいように削ったヤットコでもって曲げまくる! 線の両端は溶かして粒みたいに丸くしてます。 指輪の形になってきた! 早朝の淀川河川敷にて。因みに、タンポポの綿毛の花言葉は「別離」。
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指輪のフリーサイズ化

奈良のお客様からお預かりしたプラチナの指輪。 最近はこんなテーパーダイヤを留めた指輪、新作では見かけんようになりましたね。 サイズ直しのように腕を切断。 引っかかったらあかんので角が立たないようにヤスリで整えて仕上げする。 画像に映ってるのは笹葉ヤスリ。 完成。シンプルな作業でした。これで指に合わせて多少サイズは調整出来ます。 この時期いろんなとこでつつじが奇麗に咲いてる。
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K10(10金)の丸線は作るしかない

K10は地金屋に行っても売ってない。 せやから自分で作るしかない。 まずはK10の割金を作る。 銅と銀の合金。ちゃんと量ってます。 坩堝の中で溶かす。 溶け始めてきた! 右が作った銀と銅の合金、左は純金。 10金は約42%(41,66666…%)が金で、あとは銀と銅の合金。 これをまた溶かす。 あけ型に流し込んでK10の棒になる。 金床で叩いて整えて、ローラーで伸ばしていく。段々細くなっていく。 何度もなます。特にK10は硬くて割れやすいからしょっちゅうなます! だいぶ細くなってきた。 線引き版で任意の径まで引っぱる。 出来た! これを何にするか? 指輪を作ります。 K10の細い指輪の在庫が1個しかなかったんで… でもそんなけ買ってくれたお客さんがいてくれたってことやからほんまにありがたいことやと あらためて思いました。 また新しいの出来たら載せます! 早朝散歩、意賀美神社の近くにて。
オーダーメイド/リフォーム/修理

オーダーメイドの制作 フェザー

もう1個オーダーメイドでフェザーのペンダントトップの制作してたんです。 銀を溶かして叩いてローラーで伸ばして作った板にドリルで穴あけ。この穴に鋸刃を通す。 糸鋸で切り出していく。地味やけどこの作業が好き。 切り落とした。が、まだまだこれから。 糸鋸を上下に動かしてヤスリのように使う。フェザーの内側のカタチを整える。 ええ感じになってきた! ヤスリでさらに全体と細かい所を整える。 ヘラをあててヤスリ目を消す。 パイプから作った石枠やバチカンをロウ付け。 ある程度まで仕上げてダイヤを留めていく。 ここまで。 オーダーメイド、リフォーム、修理もやってます。 ヨロシク!
オーダーメイド/リフォーム/修理

オーダーメイドの制作

前回の続きで、ロウ付けが終わりました。 丸カッターでさらに軽くして削り跡を整える。 バチカンはご希望の大きさがあるので板から作る。 先っちょをくっつけてヤスリがけ。 バチカン出来た! 丸カン付けて本体にロウ付け。 バレルかましてきれいになりました。 さあ、ここから彫り留め。タガネで地金を彫って石を留める。 ダイヤを留める位置を決めて、 目印付けて、 ドリルで穴あけ。 タガネで彫って、 ダイヤを置いていく。 完成までもうすぐ! 彫り留めって洋彫り、和彫りどっちのやり方もあるけど 俺は和彫りでやります。
オーダーメイド/リフォーム/修理

オーダーメイドの制作

オーダーの注文をいただいたので作ってます。 ありがたいことです。 お預かりした指輪とペンダントトップからメレダイヤを外す。 分厚い銀の板を作った。 いつもと同じように糸鋸で切り落としていく。 こんなカタチ。 そうです、タツノオトシゴ。ヤスリをかけてちょっとだけ仕上げ。 軽い方がいいというご希望なんで裏を抜きます。 折角のオーダーメイド、出来る限りご要望には応えたい。 丸カッターで数る前に、ある程度までタガネ(丸毛彫り)で彫り崩すことにしました。 タツノオトシゴにつける背びれ?の部分を作るために、 ヤットコの先を加工してオリジナルヤットコみたいなんを作りました。 ↓それを使ってるところ。 続く
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指輪の腕替え

↓先日の個展でお買い上げいただいた指輪。 お客さんからフリーサイズにしたいというご要望です。 まずは上部の唐草部分と腕を糸鋸で切り落とす。 新しい腕を作る。腕言うてるけど指輪の輪っかのことですわ。 サイズ棒に突っ込んで木槌で叩いて形を整える。 ヤスリかけてある程度仕上げ。 唐草部分と新しく作った腕をロウ付け。 銀はそれなりの温度まで火をかけると表面に銅の成分(火ムラ、英語ではFirescaleっていいますな)が出てきてしまって後で難儀するから、そうならないように液体フラックスみたいなもんに一度着けてからロウ付けする。 ほんまのこと言うて銀は手間かかる。金、プラチナの方が加工しやすいんとちゃうかなと思う。 その液体が乾かへんうちに火をかけたら↓みたいになる。 フリーサイズ化!と言っても腕の下部分を切り落としてヤスリかけただけ。 仕上げして完成。 出来ることは何でもやりまっせ!!!
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オーダーメイド 夏椿の葉に黒真珠の帯留め

京都のお客様からのご依頼で制作した帯留め。 お待たせさせてしまいましたね… 黒真珠(約13㎜)はお預かりしたプラチナの指輪から外して帯留めに留めました。 ちゃんと中に芯を立ててます。 素材は銀で、葉は艶消し仕上げ。 一度鏡面に仕上げてから金剛砂で艶消しにしてます。 手についてる粒みたいなんが金剛砂。アメシストを細かく砕いたやつです。 わかりにくい… これをじょうごで上から落として均一に細かいキズをつける感じ、やと思います。 裏側はこんなん。帯を通したときに引っかからず滑らかに通るように外周はだらしてます。 作らせていただき、どうもありがとうございました!!
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帯留めの制作

帯留めの制作の続き。 タガネを小槌でトントン叩いて葉脈を入れていく。 因みに夏椿の葉っぱ。素材は銀。 本体、パーツが出来た。 ロウ付けして酸洗いしました。 裏側。金具の位置を決めるのに時間がかかる。 オーダーしてくれた人の希望に沿うように確認しながら進めてます。 段々出来てきた。あとは仕上げして真珠を留めるだけ! ついでに、ちょっと前に撮った大阪の桜。淀屋橋で降りてすぐ。
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ローテク

だいぶ前にホームセンターで買ってきた鉄の板を切り落として削ってあるものの型を作った。 このようにヤスリがけ。ヤスリは焼きが入ってて、鉄はなまってるから大丈夫。 任意の長さのきし麺みたいな銀線を巻きつけていく。 ハイテクやなくて、相変わらずローテクみたいなことやってる気がした。 ロウ付けしてある程度仕上げ。 何かのパーツか? そうです。 帯留めの金具です。ここに帯締めが通る。 
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オーダーメイドの制作

オーダーメイドの帯留め作ってます。 板を切り落として裏から叩いたりしてちょっと立体感をつける。 さらにタガネで目指すカタチに整える! お預かりした指輪から真珠を外して大きさ計って、 真珠の枠作る。 矢坊主で成型。 半球状になって、 ヤスリがけ! やっぱり自分の手動かさんとおもんない。
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パルメット唐草ペンダントトップの制作

個展まであと1週間。 作りたいと思うもんがあると時間が経つのが早いですな。 ギリギリまでなんやかんや作ってます。 際や溝はヘラの先っちょで磨く。 作り始めたからには間に合わせなあかん!
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香立ての制作

珍しく香立てを制作。 銀の板を買おうと思って問い合わせるとめっちゃ高い。 最近銀価格が右肩上がり↗ 買うのがアホらしなってくる。 なので坩堝で100g位溶かして、叩いて伸ばして板を作りました。 そしてその板に直接描いたり、紙に書いたやつを張り付けたりして、 金切りバサミで切っていく。 近所の梅の木。今年も立派なお姿を見せてくれました。生きてはるわ。
イベント/お知らせ

ブローチの制作とお知らせ

ブローチを作ってます。 この段階では自分でもどんなんになるかわからない。 自由に作るといえば聞こえはいいかもしれないが、 行き当たりばったりといえばそうやな、 と思いながら制作中。
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PCが急にフリーズ。 故障してしまい、投稿できませんでした…   下の画像はドクロの頭部に彫を入れてるところ。 下書きはマジックで書いてます。 普通はしないけど彫跡をなだらかにするために研磨する。 和彫りのシャープな感じはなくなるけど、あえてそうしたかった。 メレダイヤも留める。 3月の個展でお披露目します。
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制作 Making

厚さ3㎜の板を糸鋸で切り落とした。分厚い。 これみんなブローチします。 まだまだこれから。
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制作 Making

銀の髑髏(ドクロ?しゃれこうべ?)にドリルで穴あけたり、 銅を溶かして小さい板を作ったりしてます。 銅を溶かす坩堝がなかったので炭にくぼみを作って、そこで溶かしました。 天気が良かったから散歩。枚方大橋から撮影。 上流に向かっていくと八幡の背割堤があって桂川、宇治川、木津川に繋がっている。
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ヘラ磨き Polish with baniser

磨きにくいところはヘラで磨いたりもしていて、 光らせたいところに滑らすように動かしながら、こすりあてて磨いていく。 今回は、細目の先細ヤスリ→キサゲ→ヘラ の順です。 ヘラで磨くと表面が硬くなるので小傷が付きにくくなるというメリットもあります。 使っているヘラは超鋼ヘラ。 先っちょはきれいにしとかなあきません。
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K18の打刻 gold plate stamp marks

もう2月、早いですね。 さて今回は指輪に打刻。刻印を打つ、てことです。 幅1ミリの丸線から作ったK18の指輪に打刻。 細い上に丸線なもんで打つ面の上下に対してカーブがあり、 刻印も「K18」と横幅があるもんやからはっきり言って打ちにくい。 でも刻印はどんな素材を使っているかを表す大事なもんやから ちゃんときれいに打ちたいもんです。 ↓右は今回使った上下の幅が0.4ミリの大曲の刻印。めちゃくちゃ小さいです。  左はオリジナル刻印で上下の幅が0.6ミリ。 因みに大曲っていうのは、指輪の内側に打刻出来るように 刻印の棒が曲がってるんですね。 ちょっと曲がってるのを「曲がり」って言うて、 もっと曲がってるのを「大曲」「深曲」っていったりしますね。 僕はずっと大曲(おおまがり)って言ってました。 が、 関東の会社の通販サイトを見ると「深曲」って書いてました。 関西と関東で呼び方に違いがあるんやろか?